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zoom RSS <明かされる欺瞞>

<<   作成日時 : 2011/03/31 12:32   >>

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本日のネットニュースから

<引用開始>

飯舘村に避難勧告を=IAEA
時事通信 3月31日(木)1時18分配信

 【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)のフローリー事務次長は30日、ウィーンの本部で記者会見し、事故を起こした福島第1原発の北西約40キロにあり、避難地域に指定されていない福島県飯舘村について、高い濃度の放射性物質が検出されたとして、住民に避難を勧告するよう日本政府に促した。
 同事務次長は「飯舘村の放射性物質はIAEAの避難基準を上回っている」と指摘。日本側からは調査を開始したとの連絡があったことを明らかにした。

福島第一原発、廃炉は数十年がかり
読売新聞 3月31日(木)9時21分配信

 危機的な状態が続く東京電力福島第一原子力発電所1〜4号機。

 東電の勝俣恒久会長は30日、これら4基を廃炉にする方針を示したが、喫緊の課題は、原子炉の冷却や放射能に汚染された大量の水の処理だ。廃炉に持ち込むには長い時間がかかり、専門家は「すべてを終わらせるには数十年がかりの作業になる」と指摘する。

 ◆短期的課題

 目の前にある最大の課題は、高濃度の放射能に汚染された大量の水処理だ。作業用トンネル(トレンチ)にたまっている汚染水だけで、計約1万3000トン。このほか、量は不明だが、タービン建屋の地下にある大量の汚染水も除去しなくてはならない。

 汚染水を除去できれば、原子炉本来の効率的な冷却機能復活への道が開ける。しかし、現状では汚染水に阻まれ、原子炉の制御機器を動かす外部電源ケーブルすら敷設できていない。

 内部の放射線が強すぎて機器の修理ができなかったり、汚染水の排水ができなかったりして、電源が回復しないといった事態も想定される。漏えいが続くと、一時的な保管場所にしている外部タンクでは間に合わなくなる。関係者から「新たな貯蔵場所を、早急に確保しなければならない」という意見が出ているのには、こうした背景がある。

 汚染水を除去できたとして、同原発からの放射性物質の大量放出を止め、安全な状態に持ち込むには、原子炉を「冷温停止」と呼ばれる段階にする必要がある。杉山憲一郎・北大教授は「外部電源で本来の冷却装置を動かし、水を循環させることができれば、1〜2日で冷温停止に導ける」と話す。廃炉に向け、核燃料をさらに冷やして取り出せる状態にするには、さらに数年はかかりそうだ。

 一方、仮設ポンプで炉心に水を送り続ける現状が続くと事態はより深刻になる。海老沢徹・元京都大原子炉実験所助教授は「核燃料は少しずつ冷えていくが、冷温停止には少なくとも数か月を要するだろう」と、推測する。このシナリオだと、水の注入量は増え、汚染水も増える。

 ◆長期的課題

 最終的な廃炉には、数十年の時間がかかる。国内の商用原発として、初めて廃炉作業に入った茨城県の日本原子力発電東海発電所では、1998年の営業運転終了後、2021年までかけて段階的に進めている。

 廃炉は、燃料を取り出し、放射線量の低減を待つ。この間、発電機など汚染の少ない設備を先に解体、最後に原子炉の鋼鉄容器などを切断し地下深くに埋める。現在は熱交換器などの撤去作業中だ。

 しかし、原子炉や建屋が破損した福島第一原発の例では、こうした通常の手順通りに解体できるか疑問だ。松浦祥次郎・元原子力安全委員長は「今回は汚染低減作業に非常に手間がかかる。廃炉は恐らく20〜30年では終わらない」と語る。

<引用終了>

原発はもともとイニシャルコストが破格に大きいので、決して効率的とは言いがたく、国がお金を出したから造られたようなものだ。
想定されるあらゆる事態に対処するような設計を施せば、それは天上知らずに跳ね上がり、公表されているような効率上の数字を示すことは逆立ちしても不可能なのである。
ゆえに、津波に対する備えも甘くならざるを得なかったわけだ。勿論、テロ攻撃など想定外。

今回の原発災害によって生じる損害額は未だ試算されていないが、国にとっても、電力会社にとっても、あるいは地方自治体にとっても、相当な痛手になることは間違いない。
賠償額を原発で回収することを考えただけでも、いかに非効率的であるかがわかるというものだ。
原発容認派の主張は、自動車運転のリスクと原発のリスクを同一次元で扱い、技術にリスクはつきものだというものだが、今回の一件で、その本質的な相違点が認識されることを期待するものである。

とにもかくにも、早いところ浜岡原発を廃炉にしてしまわねばなるまい。
もっとも、廃炉にするにも原発はかくのごときで、相当なコストを要するのは明らかだ。
全くもって、原発の効率性なるものの欺瞞には呆れる他ない。

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