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眠れぬ夜に思うこと(人と命の根源をたずねて)
ブログ紹介
小生は地方で整形外科医を生業とする者です。
名をSHOと申します。
趣味はバドミントン。
2004年4月、試合中にアキレス腱を断裂。
これをきっかけにして掲示板で発言するようになり、その内容を編纂してここを立ち上げた次第です。

注)当方、既存の宗教団体とは一切関わりがないことを明言しておきます。





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タイトル 日 時
<Medical Dynamic Stretchingの実際G救済>
■引退したアスリートの危機 問診票で患者のスポーツ歴を調べるようになって、過去にアスリートとしての経験が濃密な患者程、引退後に急激な身体的不調を患っている傾向が強いということに気づかされた。おそらく、引退によって急速な神経伝達機能の低下を来し、アスリートとして築き上げた強靭な筋肉が弛緩不全を生じて、通常人よりも過大な負荷が骨格に加わることで、関節破壊を招いているものと考えられた。 ...続きを見る

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2017/02/18 17:43
<Medical Dynamic Stretchingの実際F注意点>
■本当の治療とは 近年、インターネット上では柔道整復師たちが異口同音に、筋力強化が治療法として間違っていることを堂々と宣言し始めている。彼らは整形外科学に染まっていないので、自分たちの実感に基づいて筋力強化が間違っていることを悟ったのだろう。まじめに治療家として研鑽を積んでいれば、気づいて当然の話。本当は筋力強化ではなく、筋肉の弛緩を促すことの方が治療になるのだ。 ...続きを見る

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2017/02/16 12:28
<Medical Dynamic Stretchingの実際E頸椎>
■フローズン・ネックの治し方 ある朝突然、起床時から首の痛みで頸椎が可動域を失い、借金があるわけでもないのに首が回らなくなってしまう病気がある。フローズン・ネックだ。小児の場合、リンパ節炎を原因とする炎症性斜頸であることも考えられるが、成人の場合、ストレート・ネックや後弯の重症化によって生じている場合が多い。それは斜角筋の弛緩不全によって生じているため、斜角筋をターゲットにしたMDSが著効するのであるが、初診時には筋組織内脱水が高じている場合がほとんどなので、無理やりMDSを試みるべきではない... ...続きを見る

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2017/02/15 18:04
<Medical Dynamic Stretchingの実際D前腕>
■へバーデン結節の治療 ある病気で、手の外科の専門医から大学病院を紹介された挙句、そこでも装具を渡されただけで、歳のせいだから仕方がないと諦めるように言われた患者が当院を受診してきた。患者の病名はへバーデン結節。手指の遠位指節間関節に生じる変形性関節症だ。一般的には女性に多い変形性関節症なので、ホルモンが関係しているだとかなんとか、怪しげな理屈で説明を試みられている病気である。ありふれた病気であるにも関わらず、手術が不要であるため、リウマチと異なり、整形外科の外来では、さほど本気で取り扱われる... ...続きを見る

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2017/02/13 00:53
<Medical Dynamic Stretchingの実際C肩>
■予防手段としてのMDS これまで治療法として紹介してきたMDSであるが、筋肉に生じた弛緩不全を解消するという効果に鑑みれば、MDSは怪我や病気の予防法としても効果が高いということが示唆される。実のところ、スポーツ選手が患う肩腱板損傷や膝前十字靭帯損傷、あるいは半月板損傷は、単なる不運によってもたらされているのではない。怪我に至るお決まりの道筋を辿っている場合がほとんどなのだ。故に、その道筋に変更を加えることができさえすれば、それらは全て回避できる可能性がある。 ...続きを見る

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2017/02/02 12:44
<Medical Dynamic Stretchingの実際B功罪>
■筋力強化が治療になるのか ここまでMDSの効用と筋力強化の弊害について論じてきたが、脱力が肝心だ、などと言ってみたところで、なかなか理解が得られぬ相手も多いに違いない。多分、その急先鋒は同業者である整形外科医だ。実際、筋力強化を目的とした現行の運動療法でも、それなりの治療効果が認められるからだ。ここでは、何故、既存の運動療法が筋力強化を目的としていても症状を改善させてしまう場合があるのかについて論じてみる。 ...続きを見る

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2017/01/30 14:55
<Medical Dynamic Stretchingの実際A膝と腰>
■ダイナミック・ストレッチとMDSの違い 現在、ダイナミック・ストレッチはスポーツ前の準備体操のような位置づけにあって、医療現場でそれほど用いられているわけではない。なぜ、この方法に筋肉に対する弛緩作用があるかといえば、それは筋肉の収縮と弛緩とをコントロールする神経伝達機能の活性化が促されることによると考えられる。例えば、肘関節の屈曲を行う場合、主動筋となる上腕二頭筋には収縮を促す信号が中枢より送られる一方、拮抗筋である上腕三頭筋に対しては、抑制性の信号が送られることで滑らかな屈曲運動が可能と... ...続きを見る

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2017/01/27 14:13
<Medical Dynamic Stretchingの実際@序論>
■既存概念をを疑え 一般的に整形外科医は、変形性関節症の予防や治療の方法として筋力強化を推奨している。「関節周囲の筋力強化で、関節の運動を力学的に安定に保つことができるから」というのが、その主な理由である。これは、筋力低下と変形性関節症とは互いに関わりが深い(相関係数が高い)ということが学術的に証明されているため、まかり通っている理屈である。確かに、レ線学的に明らかな変形を認める症例が高齢者に偏るのは当たり前で、高齢者においては筋力が低下しているのも当たり前だ。つまり、両者の相関係数は、調べる... ...続きを見る

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2017/01/23 01:44
<水虫の画期的治療法>
水虫は白癬菌と呼ばれるカビが原因で起こる皮膚病である。よって入浴後に掻痒感が増悪するのは、適度に水分とエネルギーを吸収した白癬菌が活発化するからだ。 素朴に考えてみれば、相手はカビという生き物なのだから、軟膏などの化学物質による攻撃だけでなく、物理的な攻撃も有効であるはず。 ...続きを見る

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2016/12/14 00:24
<ISは武力で制圧できるのか>
ISの残虐さが詳らかになるにつれ、彼らに対しては武力による殺戮、殲滅を支持する声が巷で高まっている。これまでのテロ集団とISとでは質が異なるから武力掃討もやむなしと誰もが思うようになっているのだろう。だが、それこそは時の気分に流されやすい大衆的発想でしかない。IS誕生の歴史を振り返れば、米英側が武力行使を繰り返すことでテロ集団もまた変質し、より凶暴になってきた過程を窺い知ることができる。それは用水路に潜むボウフラを殲滅しようと殺虫剤をまいた結果、よりタフで悪質な蚊が増殖して住民がしっぺ返しを食ら... ...続きを見る

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2016/05/03 12:01
<ヨネックス・オープン・ジャパン2015観戦記>
以前にも書いたが、ヨネックス・オープン・ジャパンはオリンピック前年に観に行くのがもっとも面白い。この時期、オリンピックを目指す各選手のモティベーションとコンディションが最高潮に達しつつあるからだ。ただ、残念なのは今大会が世界選手権直後にあるため、有力選手の疲労が回復しておらず、パフォーマンスが十分でない場合のあることだ。 前回、この大会を観に行ったのは、ロンドン五輪前年の2011年だった。男子シングルスのリン・ダン観たさに特別席を購入して決勝戦を観に行ったものの、決勝にあがってきたのはチェン・... ...続きを見る

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2015/09/21 23:08
<脱原発の壁>
原発問題に関していえば、日米原子力協定による呪縛のために、そもそも、日本政府は原発をどうこうできる立場にない。日米間の取り決めは全て日本国憲法の上位にあるため、外務官僚と米国政府高官とのやりとりで原発停止にNO.となれば、いくら国民の選んだ首相が脱原発を決めても、潰されてしまうという構造的な問題があるのだ。 現状、日本国民には独立国家の国民に当然認められているはずのあらゆる権利が事実上存在しないとみてよい。この現実に気づくことなく、何をどう騒いでデモをを試みたところで意味はないのである。 ... ...続きを見る

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2015/08/22 22:20
<親米保守の罪>
ようやく国民も日本が米国の属国状態にあることに気づいてきたようだ。日本は半ば自発的に属国状態となり、国防を米国に委ねることで経済発展を遂げてきたわけである。そして、この属国状態を堅持することで自民党はその政治基盤を確固不動のものとしてこられたのだ。 ...続きを見る

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2015/08/22 08:44
<福島は既に安全なのか>
現実問題として、壊れた原発が今なお存在している状況で、どれだけ福島の安全が「科学的に」主張されたところで、そこにさほど意味はないだろう。逆に、もし科学的に安全だからという理由で以て福島で子育てをすることに何の不安も抵抗も感じない親がいるとすれば、むしろそういう人間の平衡感覚を小生は疑わざるを得ない。 ...続きを見る

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2015/08/22 08:42
<一国独立を妨げるもの>
安保法案が是か非かというのは、結局のところ、できるだけ戦争をしないためには、アメリカのする戦争に加担する恐れのある約束をしなければならないという矛盾を受け容れられるかどうかという問題ではないだろうか。 ...続きを見る

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2015/08/22 08:39
<原発再稼働という愚策>
日本の民主政治では、政治についてほとんど無知な大多数の大衆が、選ばれる資格をほとんど問われぬ政治家を人気投票で選んでいる。さらに、そのようにして選ばれた政治家の多数決で政策が決定される。それが例え、1000人が考えて一人しか正答を導くことのできない超難問に対してであってもだ。本来、政治家は国家の治療家であり、いわば医者であるにもかかわらず、ただの人気者に医者の真似事をしてもらっているのが日本の実情なのだ。つまり、論理的な正当性ではなく、時の気分と数の多寡によって政策が選択されているわけで、だか... ...続きを見る

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2015/05/14 12:32
<原発と利己的性質>
今日、原発利権にあやかる者たちは、その利権を維持せんと必死なのだ。このため、売文屋を用いて、原発推進にこそ正義があるかのごとく詭弁を弄している節がある。結局、そこに共感するのは、同じような利己的性質を宿し、現実生活に不満を抱えた人々でしかないのかも知れない。その性質ゆえ、目先の金を優先させることが将来の損失を招き、それによって、さらに多くの人々の生活と命とが奪われていくことに目が届かないわけである。彼らにとって大事なのは、ただ単に己の利益だけなのだ。 ...続きを見る

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2015/05/06 22:03
<想像力不足が原発再稼働を促す>
今日いわれる二酸化炭素地球温暖化説の発端は、石炭産業界の御用学者と、原子力産業界の御用学者が始めた論争だった。互いの利権を背負った者同士の論争であったわけだ。そして、その結果は原子力産業界の御用学者の勝利に終わった。もともと、石炭産業界は斜陽で、学者たちは原子力側についた方が研究資金調達に有利だったことが影響したわけである。二酸化炭素地球温暖化説が科学的に正しいかどうかは別として、「俺の商売の邪魔をするな」と言うかわりに、「原発が必要だ」を主張する人間は少なくないということだ。 ...続きを見る

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2015/04/29 15:25
<原発再稼働の詭弁>
最近、原発推進派たちは既に崩れ去ったはずの「原発がなければ電力が足りない」という迷妄を、あの手この手で復活させようと躍起になっているようだ。彼らによれば、電力は電力会社の必死の企業努力によってまかなわれているだけで、本当は足りていないのだという。そもそも、電力会社が必死で電力をかき集めねばならなくなったのは、安易な国策に便乗した結果であり、半ば自業自得。原発なしでも、当面、電力が足りているのは事実であるし、そこには既に4年の実績がある。実際、震災以前の原発必要派の主張によれば、原発停止は即時の電... ...続きを見る

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2015/04/29 15:04
<膝痛に大腿四頭筋訓練の摩訶不思議>
■患者を量産する大腿四頭筋訓練 これまで<エビデンスのない話>で述べてきたように、変形性膝関節症の直接原因は、膝関節をまたいでいる大腿筋群や下腿筋群の弛緩不全に相違ないと考えられる。よって、大腿四頭筋に負荷を与える訓練で、治療上、逆効果となるケースが生じても何ら不思議はない。実際、外来ではテレビに出演した著明な整形外科医の指導するスクワットを真似たり、他院で大腿四頭筋訓練を指導されて膝痛を悪化させた患者の来院が後を絶たない。そして、そういう患者に大腿筋群のMedical Dynamic Str... ...続きを見る

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2014/11/28 14:41

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