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zoom RSS <親米保守の罪>

<<   作成日時 : 2015/08/22 08:44   >>

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ようやく国民も日本が米国の属国状態にあることに気づいてきたようだ。日本は半ば自発的に属国状態となり、国防を米国に委ねることで経済発展を遂げてきたわけである。そして、この属国状態を堅持することで自民党はその政治基盤を確固不動のものとしてこられたのだ。

おかげで、あれほど米国に暴虐の限りを尽くされたにも関わらず、わが国には親米保守とかいう、論理破綻した連中が量産されてきた。彼らの多くは既定路線である安保関連法案に諸手を挙げて賛同し、日本経済のためだからと原発推進にも賛同する。まともに考えれば原発推進は全く日本のためにならないという論理的帰結に辿りつくはずが、売文屋の屁理屈にまんまと騙され、それがさも正しい選択であるかのごとくしたり顔で主張するのだ。それは安保関連法案にしても然りである。

多分、この人たちには自分の頭でものごとを考えるという習慣がないのだろう。名のある保守論客の主張というだけで、そこに批判的な目を向けることなく鵜呑みにしてしまう。実際、自分の頭で考えていないから、ほんの少し反論されると、すぐに論理に齟齬を来たしてしまうのだ。

例えば、原発推進のために挙げられる、「戦争になればエネルギーの自給が大事だから輸入品目である石油に頼ってばかりいてはダメだ」という理屈。そもそも、戦争になれば真っ先に標的にされるのが原発だという認識がすっぽり抜け落ちている。また、「原発を稼働させなければ電気料金が上がる」という主張にしても、もともと日本の電気料金が世界最高水準をひた走る一番の理由は、原発を建設して電力会社が資産を増やした分だけ電気料金に課金できるという、独占企業寄りの電気事業法があるからだ。おまけに事故を起こしても全てを賠償しなくてすむよう原子力損害賠償法で以って手厚く守られているから、電力会社はこぞって原発づくりにいそしんだ。これらの法律がなければ、我が国にこれほど多くの原発が造られることはなかったのである。多分、最初から原発を造っていなければ、ここまで電気料金が高騰することはなかっただろうし、電気料金の高騰によって日本のアルミ産業が衰退することもなかっただろう。原発による発電が火力に比べて非効率であることは当時の科学技術庁調べで明らかだったのだから。

確かに、現状、原発を廃炉にしながら現在の電気料金を維持することは困難だ。ゆえに、目先の経済目線で物事を判断する限り、原発再稼働に全く理がないわけではない。けれども、それは歴史的経緯に鑑みる限り、国と電力会社の自業自得であり、特定の会社経営のために国民の生命財産を犠牲にするのは間違っている。単に電気料金を安くあげたいなら、電力事業を自由化し、廃炉事業は国が特別国債を発行してこれを引き受ければ良いだけの話だからだ。一方、「原発がなければ電気が足りない」という妄言については、もはや多くを語るまでもないだろう。すでに原発なしで4年間やりくりできた実績があるのだから。今や塩水でスーパーカーを動かせる時代に突入しているのであり、原発の存在理由はどこにもない。戦争や災害に強い国であるためには、従来のような一極集中型の大量発電、大量送電ではなく、自家発電装置の普及に努めるべきなのである。

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