眠れぬ夜に思うこと(人と命の根源をたずねて)

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zoom RSS <原発再稼働という愚策>

<<   作成日時 : 2015/05/14 12:32   >>

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日本の民主政治では、政治についてほとんど無知な大多数の大衆が、選ばれる資格をほとんど問われぬ政治家を人気投票で選んでいる。さらに、そのようにして選ばれた政治家の多数決で政策が決定される。それが例え、1000人が考えて一人しか正答を導くことのできない超難問に対してであってもだ。本来、政治家は国家の治療家であり、いわば医者であるにもかかわらず、ただの人気者に医者の真似事をしてもらっているのが日本の実情なのだ。つまり、論理的な正当性ではなく、時の気分と数の多寡によって政策が選択されているわけで、だからこそ、今日の混迷があるといえるだろう。

大変残念ことに、あれだけの事故を起こしておきながら、誰も正面切って責任をとることなく、再び時の気分で国策は原発再稼働へと向かっている。この潮流に歯止めがかからない限り、いずれさらに大きな災厄が我々の身に降りかかることになるだろう。これは予言ではない。虎の住処にのこのこ踏み入る人間に何が起こるかをいうのは、予言のうちに入らないからだ。そして、事の性質上、そういう災害が起こっても、これまでと同様に誰も責任をとる(=原状回復を達成する)ことはできないわけである。ただ、責任をとることができないとはいえ、責任を負うべき人々は必ず存在している。それは、そういう政治判断を許してしまった一人一人の国民だ。ゆえに、将来への責任を自覚できるか否かが、原発を容認するかどうか、選択の分かれ目になるのかもしれない。東海村臨界事故の犠牲者の記録を辿ってみると、人間が致死量の放射線被曝でどのように死んでいくかを知ることができる。原発再稼働を容認する人々は一度調べてみるとよいだろう。この次の原発災害では、そういう方々が大勢でてくることになるかもしれない。

原発再稼働の危うさは、今日の原発政策が、科学的に原発のことをよく知らない人たちによって判断されているということにある。同じように、原発のことをよく知らない、あるいは理解することもおぼつかない人たちが、電気が足りない、電気代が上がるという話だけをきいて再稼働を後押ししてしまう危うさもある。他に治療の選択肢があるというのに、わざわざ毒性の強い薬を飲む必要がどこにあるか、もう少し冷静に考える必要があるだろう。

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