眠れぬ夜に思うこと(人と命の根源をたずねて)

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<<   作成日時 : 2013/07/18 22:31   >>

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政治家は国家の医者でなければならない。どれほど高い医療技術と知識があっても、正義感のない医者は有害だが、しかし、いかに正義感があったとしても、専門知識と技能を欠いた医者に医者は務まらない。ゆえに、立法に関わる仕事に携わるなら、ある程度法に精通していなくてはならないことだろう。何の専門知識も治療法も持たず、「政治家になって勉強します」では、資格を持たずに医療行為をするようなもので、詐欺の類といって差し支えあるまい。

ところが、わが国ではそれが平然とまかり通っている。専門知識の有無を問われることもなく、大衆による人気投票で医者が選ばれ、議員になるや否や“先生”などと呼ばれる。だが、そのような“先生”に病気が治せる道理はなく、国政は病んで久しい。
選ばれる側と選ぶ側の双方に問題があるのは歴然としているのに、一方では若者に投票してもらおうと様々にキャンペーンが行われている。だが、これはナンセンスの極みといえるだろう。選挙に行かない若者たちは心得ているのである。まだ自らには選ぶ資格がないということを。

衆愚政治を生み出す背景にあるのは多数決原理であり、平等思想だ。賢者の投じる一票と愚者の投じる一票とが同等に扱われるという悪平等。この相対世界においては、ベストな選択はなく、ベターな選択しかない。ならば、選ばれる資格を課し、選ぶ資格を問うのが得策といえるだろう。どこかの政党のように、柔道家やタレントを候補者に推薦する傍ら、猫にも杓子にも選挙権を与えようとするのは国家の自殺行為に等しいのである。もっとも、邪な企みを密かに成し遂げるには、その方が好都合ではあるのかもしれない。少数の賢者を味方につけるより、多数の愚者を欺く方が、簡単ではあるからだ。

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